シガツェは、ヤルンツァンポ川とニャンチュ川の合流地点に位置し、チベットで第二の都市です。シガツェ ヒルトンホテルは、シティセンターの上海中路にあり、絶好のロケーションを誇ります。周辺には「吉祥須弥山」とも称されるタシルンポ寺や、「小ポタラ宮」とも呼ばれるサムドゥプツェ・ゾン要塞など、有名な観光スポットが多数点在しています。ホテルから「世界の屋根」エベレストベースキャンプまでは約300km、市内の主要な商業エリアや交通ハブにもアクセスが便利で、シガツェ駅からは7km、平和空港からは約50kmです。
シガツェ ヒルトンホテルは、チベット様式を基調としたデザインで、細部にまでこだわった造りが特徴です。ホテルは、1985年に建設された歴史ある旧シガツェホテルの跡地に建てられており、チベット初期の近代建築の一つとして、地元の人々にとっては深い思い出の地でもあります。現在のヒルトンホテルは、外観が城塞のように見える「回」字型の建築スタイルを採用。内部には旧ホテルのロビー構造や格天井(ごうてんじょう)が保存され、伝統と現代が見事に融合しています。また、緑豊かな中庭と水辺の景観は、壮大な山々に囲まれた高原地帯において、貴重なオアシス空間を演出しています。
ホテルは、全301室の快適な客室を完備。周囲の山並みからインスピレーションを得たデザインに、天然木材とモダンなカラートーンを組み合わせ、温かみのある空間を創出しています。客室には、特注のチベット家具、高速Wi-Fi、55インチの大型液晶テレビ、広々とした独立型シャワールーム、そしてクラブツリー&イヴリン(Crabtree & Evelyn)のアメニティが備えられ、快適な滞在をサポートします。さらに、11室のコネクティングルームも用意しており、家族連れやグループ旅行にも柔軟に対応できます。高地環境による体調不良を軽減するため、全客室に拡散式および鼻吸式酸素供給設備を完備し、安心・安全な滞在を提供しています。